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雨の日の外壁塗装はNG?正しいタイミングと注意点を解説

公開日:2023/05/15   最終更新日:2023/05/24

外壁塗装は大切な建物の保護と美観を保つために重要な作業です。一般的に外壁塗装は晴れの日に行われますが、スケジュールの都合により雨の日に施工せざるを得ない状況になることもあります。今回の記事では、雨の日に外装塗装するリスクと、リスクを回避するための方法、そして正しい外壁塗装のタイミングと注意点について解説します。

雨の日に外壁塗装をするとどのようなリスクがあるのか?

外壁塗装の乾燥は、塗装から完全に乾燥するまで、指触乾燥・半硬化乾燥・硬化乾燥・完全乾燥の4段階存在します。段階的に解説します。

指触乾燥

最初の段階である「指触乾燥」は、表面を指で軽く触っても指につかない状態で、中まではかたまっていない状態です。塗装後1~2時間程度の乾燥時間が必要です。

半硬化乾燥

「半硬化乾燥」は、塗装後数時間~1日程度の乾燥時間を経た状態で、塗膜を軽く擦っても傷がつかない程度の乾燥状態です。

半硬化乾燥まで乾燥が進んでいれば、外壁塗装作業中に雨が降っても大きな問題にはなりませんが、それ以前の状態だと、天候状態が作業に大きい影響を与えてしまいます。

硬化乾燥

約1週間後に至る「硬化乾燥」は、目視や手触りでは完全に乾燥しているように見えても、塗膜内部ではまだ完全に硬化されていない状態です。

完全乾燥

最終段階の「完全乾燥」は文字の通り、塗料成分がしっかりと揮発・蒸発して塗膜が完全に形成された状態です。完全乾燥すれば表面を強くこすっても、へこみや跡がつきません。

雨の日に外壁塗装した場合のリスク

雨の日に外壁塗装した場合に発生するリスクは大きく分けて、塗料の乾燥不良・塗膜の剥離やクラックの発生・作業の中断と日程の遅延の3つです。

雨の日は湿度が高く、外気中の水分が塗料に吸収される可能性があるため、塗料が十分に乾燥せず、表面に乳化や色ムラ・シミが生じる恐れがあります。

また、乾燥不良により塗膜の耐久性や防水性が低下する可能性もあります。雨水が塗料の下に侵入すると、塗膜が膨張し剥離するリスクが高まります。

特に古い塗膜や劣化した部分では雨水の影響を強く受けます。急激な気温変化や湿度の変化で、塗膜にクラックが生じる可能性もあります。

また、一般的に雨天時は屋外での作業は困難が伴います。特に高所作業は危険なため、施工が中断される可能性があります。

梅雨時など雨天が続く場合には日程が遅延し、工期延期・追加費用が発生することも考えられます。

雨天時以外にも、降雪日や強風日、外壁面が結露していたり、霜が降りていたりするようなときも外壁塗装は向いていません。そのため外壁塗装する際には、できるだけ晴天の日を選ぶことが重要です。

外壁塗装の最適なタイミングとは?

外壁塗装の最適なタイミングを考慮することで、外壁塗装作業を効果的に行えます。そのためには晴天かつ適切な気温の日に作業することと、乾燥時間を十分に確保できるタイミングを計ることが大切です。

天候が安定している晴天の日であれば、乾燥時間が短く、塗膜の密着性が高まり、仕上がりを均一にできるので外壁塗装に適しています。

また、外壁塗装に適した温度は一般的に10℃~25℃とされています。高温すぎると塗料の乾燥が早すぎて密着性が低下し、低温すぎると塗料の乾燥が遅くなって施工期間が延びる可能性があるためです。

また、乾燥時間を確保することで、外装塗装後の塗膜剥離や、塗膜膨張といった不具合が発生するリスクを回避できます。

塗料にはメーカーが決めた乾燥時間があります。乾燥時間をしっかり守って乾燥させないと、塗料の性能を最大限に発揮できない事態に陥ってしまうので注意が必要です。

万が一、施工中に雨が降ってしまったら?

外壁塗装中に雨が降ってしまった場合でも、適切に対処することで被害を最小に抑えることが可能です。もし作業中に雨が降り始めたら、施工を一時中断しましょう。

塗装作業を強行してしまうと、塗膜にムラやシミが生じる可能性が高まります。雨が止むまで待ち、晴天の日に作業を再開しましょう。

また、雨でぬれた部分には補修が必要です。乾いた状態に戻すために、布や乾いたペーパータオルなどで水分を拭き取り、完全に乾燥させましょう。

雨でぬれた部分に塗料を塗ると仕上がりに影響が出るので、再度下地処理し、塗装をやり直す必要があります。仕上がりを均一に保つために、丁寧な作業が求められます。

外壁塗装は専門知識と技術が必要となる作業です。万が一雨でのトラブルが発生した場合に備えて、信頼できる外壁塗装業者に依頼することが肝心です。

外壁塗装を依頼する際に、あらかじめ雨天時の対応を問い合わせてみるとよいでしょう。

まとめ

雨の日の外壁塗装のリスク、外壁塗装の正しいタイミングと注意点、そして施工中に雨が降ってしまった場合の対処法について解説しました。雨の日に外壁塗装すると、塗料の乾燥不良・塗膜の剥離やクラックの発生・作業の中断と日程の遅延といったリスクが発生します。

外壁塗装は建物の保護や美観を向上させる重要な工程ですが、天候や状況に注意しながら計画的に行うことが必要です。大切な家屋を快適な状態に保つためにも、外壁塗装は信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

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