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外壁塗装の塗り替えを検討するべき劣化のサインとは?

公開日:2021/05/01   最終更新日:2021/05/19


外壁塗装の塗り替えをすべき時期は、新築や前回の施工から10年といわれています。しかし、実際には使われている塗料によって耐用年数は異なり、環境・施工・手入れなどによっても異なるようです。そこでこの記事では、外壁塗装の塗り替えを検討するべき劣化のサインについて詳しく説明します。タイミングを逃さず大切な住まいを守ってください。

チョーキング

手で外壁を擦った時、チョークの粉のような白いものが付着した場合、塗装劣化のサインである「チョーキング現象」が起こっています。「白亜化」とも呼ばれており、塗料の耐用年数前後になると起こり始め、最終的には手に粉が付くようになるのです。

そのような場合は、既に塗料の寿命が限界点に達しています。放置すると建物内部に雨が侵入して外壁がひび割れを起こしたり、躯体自体が損傷したりする可能性があるでしょう。状況が悪化してからでは修復費用が大きな負担となるため、この現象が出始めたらできるだけ早く塗り替えを検討してください。

チョーキングが起こる原因

雨、風、太陽光による熱や紫外線などが塗膜に化学変化を起こし、塗料に含まれる顔料が露出することで発生します。また、風によって運ばれた砂塵が塗膜を傷付けることも劣化の原因となるのです。ほかにも施工業者が手抜きやミスをした場合は、耐用年数より早い時期にこの現象が起こるでしょう。塗料の不充分な撹拌による分離・沈殿、高圧洗浄や乾燥時間が不十分であったことなどが原因となり得ます。

チョーキングの確認方法

手や物で擦ってみて、うっすら付着する程度の場合は初期、黒板を擦った時のようにべったりと粉が付くようなら末期で、既に防水性が失われている可能性があります。また、水をかけてみるという方法もあるようです。水をかけた場所の色の変化が激しい場合は、防水性が失われて外壁に水がしみ込んでいる証拠といえます。また、晴れの日と雨の日の色の違いで見分けるという手もあるのです。

塗膜のはがれ

外壁塗装がはがれている家は、実際には築浅でも古く見えるものですが、美観以上に問題なのは建物へのダメージでしょう。外壁や建物は塗装によって守られているので、バリアを失えば外壁や建物そのものが劣化してしまいます。このサインが出た場合もチョーキングと同じく、早めに対処してください。

塗膜のはがれがおこる原因

10年前後で起こった場合は経年劣化の可能性が高いですが、それよりも明らかに早い場合は業者による手抜きやミスの可能性が高くなります。この現象は、チョーキングなどより施工不良が原因での発生が多いということも覚えておいてください。例としては、外壁の材質に合わない下塗り材を使用する選定ミス、下塗り材塗布時の手抜き、高圧洗浄・補修作業・ケレン作業(旧塗膜落とし)などの外壁の下地処理不足とさまざまです。

ひび割れ

外壁塗装の劣化のサインの中でも、一番判断が難しいのがひび割れでしょう。ひび割れの程度や状態によっては、外壁塗装以外の原因によるものもあるからです。外壁のひび割れには大きく分けて2種類、厳密には5種類ほどあり、それぞれ対処法も異なります。

幅が0.3mm以下のひび割れの場合は、自分でシーリング材などを使って補修することもできるでしょう。それ以上の場合や素人判断ではよくわからない場合は、専門家に相談することをおすすめします。それでは、ひび割れを大別した場合の2種類の特徴と原因について説明しましょう。

構造クラック

0.3mm以上、深さ5mm以上の塗装面だけではなく、外壁自体にひび割れが起きている状態を指します。原因は地震や地盤沈下、筋交いの不足、設計ミスによる構造上の欠陥などで、業者など専門家に点検してもらったほうが安心です。そのまま放置するとクラック(ひび割れ)から雨水が侵入し、外壁や躯体自体が蝕まれて耐久力が失われていくでしょう。程度によっては、大きめの地震が来た時に倒壊する恐れもあります。

ヘアークラック

幅0.3mm以下の浅いひび割れを指します。髪の毛のような細いひび割れが走る現象で、こちらは外壁塗装に関連して起こる現象です。原因は経年劣化による塗膜の柔軟性喪失の場合がほとんどですが、耐用年数より明らかに短い場合は業者による施工不良も考えられます。構造クラックとは違って外壁自体の亀裂ではないため、それに起因して倒壊することはまずありません。

しかし塗膜劣化のサインではあるため、そのまま放置することは避けましょう。ひび割れが少ない場合は自分で補修するか、または業者にその部分だけ依頼するという手もあります。しかし、多くひび割れている場合、前回の外壁塗装から10年近くが経過している場合は、塗り替えを検討したほうがよいでしょう。

 

外壁塗装は、さまざまな「外敵」から家を守るガードの役割を担っています。劣化のサインが出ているのにもかかわらず、そのまま放っておいては大切な住まい自体が脆くなり、安心して暮らせなくなるでしょう。家は手入れ次第で世代を超えて住み続けられるものです。そのため、外壁塗装の塗り替えは長い目で見れば、それほど高いものでもないのかもしれません。

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