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どう違う?断熱塗料と遮熱塗料それぞれの特徴や違いを解説

公開日:2024/07/15  

横浜 外壁塗装 断熱 遮熱

家の外壁に断熱塗料や遮熱塗料を使うことで、夏の暑さや冬の寒さから室内を守れます。断熱塗料は熱を通しにくくし、遮熱塗料は太陽の熱を反射する役割があるためです。今回の記事では、断熱塗料と遮熱塗料それぞれの特徴や違いを解説します。どちらを選ぶべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

断熱塗料とは

まずは断熱塗料について解説していきます。断熱塗料の役割は、建物の屋根や外壁に塗ることで、室内の温度を快適に保つことです。

主な特徴として、太陽光の赤外線を吸収し、太陽光の熱を外部に放出することなく、屋内への伝達を遅らせる機能があげられます。これにより、室内の温度上昇を緩やかにし、快適な環境を提供します。

また、微小な成分が塗料に含まれており、熱の伝導率を下げる働きもあり、屋根や外壁で受けた熱の伝達を遅らせ、室内の温度を安定させられる点も特徴です。

さらに、特殊な成分が太陽光を反射し、建物の塗装面の温度上昇を抑える効果もあります。この特性により、屋内の熱の影響を軽減し、快適な環境を維持します。耐久性が高く、塗膜の寿命が長いため、塗り替えの頻度が減り、メンテナンスコストが削減されます。

このほか、保温機能も備えており、冬場には外部からの冷気を遮断し、暖房費の節約に貢献します。夏場にも冷房費の節約に寄与し、経済的にも環境的にも優れた塗料です。

そんな断熱塗料の活用は、多岐にわたる効果をもたらします。まず、快適な住環境の実現です。内部温度の安定化により、四季を通じて居住者が快適に過ごせます。さらに、冷暖房費の節約や結露の抑制により、光熱費の削減が期待されます。

また、断熱塗料の耐久性の高さは建物の耐久性を向上させ、外壁や屋根の保護に役立ちます。塗膜の寿命が長い点から、塗り替えの頻度が減り、メンテナンスコストも削減されます。このように、断熱塗料は単なる塗料以上の価値を持ち、建物の保護や快適な居住環境の実現に貢献します。

以上のように、断熱塗料は建物の屋根や外壁などに塗布すると、太陽光や外部からの熱を遮断し、室内の温度を快適に保つ効果を持っています。断熱塗料の特性や効果を理解し、適切に活用すると、快適な住環境の実現やエネルギーの節約につながります。

遮熱塗料とは

次に遮熱塗料について解説していきます。遮熱塗料が持つ主な特徴として、太陽光に含まれる赤外線を反射する機能があげられます。太陽光に含まれる赤外線は、建物の屋根や外壁に当たると熱として吸収される性質をもちますが、遮熱塗料は赤外線を反射するため、屋根表面の温度上昇を抑制するのです。結果として、室内の温度上昇を防ぎ、居住空間の快適性を維持、冷房の使用も最小限になるため節電効果も期待できます。

ただし、遮熱塗料は夏の暑さに特化しており、冬の寒さに対する効果は限定的です。冬場は太陽光が弱く、外気温が低いため、遮熱塗料の反射効果が比較的低下します。そのため、冬場の保温効果については、遮熱塗料だけでは完全には期待できません。建物の地域や気候条件に応じて適切な塗料を選択するのが重要です。

断熱塗料と遮熱塗料、どちらを選ぶべきなのか

断熱塗料と遮熱塗料はそれぞれ異なる特性を持ち、どちらを選ぶべきかについては、建物の特性や地域の気候条件、個々のニーズに応じて検討する必要があります。まず、遮熱塗料は夏の暑さに特化しており、太陽光を反射し屋根や外壁の温度上昇を抑制します。これにより、室内の温度上昇を抑え、冷房の使用を最小限に抑えられます。とくに夏季の節電効果が期待できるため、暑い地域や夏に建物がとくに暑くなる場所では、遮熱塗料の使用が有効です。

一方、断熱塗料は熱を反射するだけでなく、熱を溜め込んだ後に熱伝導を低減させる機能も持っています。これにより、夏の暑さだけでなく、冬の寒さにも効果を発揮し、冬季の暖房効果や結露の発生抑制にも役立ちます。したがって、気候が寒冷な地域や、夏と冬の両方で快適性を確保したい場合には、断熱塗料の使用が適しています。

さらに、断熱塗料と遮熱塗料の価格差や施工費用、耐久性、塗装面の色や質感なども考慮すべき要素です。断熱塗料は熱を反射・保温する機能を持つため、一般に遮熱塗料よりも高価です。しかしその分、長期的なエネルギー費用の節約やメンテナンスコストの削減につながる場合もあります。

最終的には、建物の性能や使用状況、予算などを考慮して、断熱塗料と遮熱塗料の特性を比較し、自身のニーズに最も適した塗料を選択するのが重要です。暑さや寒さの厳しい地域では断熱塗料が、夏季の冷房使用が多い場合や、とくに夏の暑さを軽減したい場合には遮熱塗料が有効であるといえます。

どちらの塗料も、快適な住環境を実現するために重要な役割を果たすため、ニーズに合わせて選択する必要があります。

まとめ

断熱塗料と遮熱塗料は、それぞれ異なる特性を持ち、建物の快適性やエネルギー効率向上に寄与します。断熱塗料は熱を反射・保温することで夏と冬の両方で効果を発揮し、耐久性も高いです。一方、遮熱塗料は太陽光を反射し夏の暑さを軽減しますが、冬の保温効果は限定的です。どちらを選ぶかは地域の気候条件や個々のニーズに応じて検討しましょう。

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