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外壁が色褪せる理由とは?色褪せが気になる場合の色選びのポイント

公開日:2024/05/15  

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外壁塗装が色あせる理由には、気候や紫外線などが関係しています。この記事では、外壁塗装の色あせを引き起こすメカニズムについて解説します。また、色あせが目立つ色・目立ちにくい色についても説明するので色選びの参考にしてください。外壁の美しさを保つために、正しい色の選択や適切なメンテナンスをおこないましょう。

外壁が色褪せる2つの理由

外壁の色あせは、建物の美観や耐久性に影響を与えます。

そしてその主な原因は紫外線による色素の劣化と化学変化による変質です。

紫外線

まず、紫外線は外壁の顔料の原子結合を破壊し、色あせを引き起こします。

外壁は日中に紫外線にさらされ、とくに家の南側は日照時間が長く、色あせが進行しやすいのです。このような環境下では、定期的なメンテナンスや適切な塗装が重要です。

化学変化

次に、金属屋根では酸化が起こり、色が変わることがあります。

この化学変化によっても外壁の色あせが進行します。金属屋根だけでなく、トタン屋根でも同様の現象が見られます。酸素や水、日光などの要因が組み合わさり、外壁の色が変化してしまいます。このような場合には、適切な防錆処理や定期的なメンテナンスが必要です。

外壁の色あせは、見た目の美しさだけでなく、建物の耐久性や保護機能にも影響を与えます。

そのため、定期的なメンテナンスや適切な対策が重要です。紫外線や化学変化から外壁を守るためには、専門家のアドバイスを受けながら、適切な塗装やメンテナンス計画を立てることが大切です。

色褪せが目立つ色

外壁の色選びは建物の外観や耐久性に直結する重要なポイントです。

なかでも、色褪せが目立つ色は注意が必要です。原色系の「赤」「黄色」「紫」は紫外線を吸収しやすく、退色が早い傾向があります。赤色はとくに耐光性が低く、塩害などの影響を受けやすいため、定期的な塗り替えが必要です。

また、黄色と赤色は窒素元素同士の結合が多いため、紫外線によって切断されやすく、色褪せが早いです。さらに、紫色は赤みの多いものほど褪色が進みやすい傾向があります。

紫外線の影響を受けると、色の鮮やかさが失われ、より青みの強い紫へと変化していきます。これらの色は景観条例の規制の対象にもなり得るため、商業施設や住宅地などでは避けられる傾向にあります。

トーンの選び方によっては色褪せが目立ちにくい

色にはさまざまな明るさがあり、色褪せが目立ちにくい場合もあります。

たとえば黄土色です。黄色の中でも黄土色は色褪せしにくい特徴を持っており、外壁塗装の選択肢として人気があります。この色は紫外線に比較的耐性があり、長期間色あせることなく美しい外観を維持することができます。

そのため、外壁の色を選ぶ際には、色褪せのリスクを考慮し、色褪せがしやすい色でもトーンを変えることで、目立ちにくくすることは可能でしょう。建物の色褪せは、美観や保護機能に大きな影響を与える要因の一つです。

そのため、適切な色の選択と定期的なメンテナンスは重要なのです。

色褪せが目立ちにくい色

色褪せが目立ちにくい色についてみていきましょう。

その代表的な色として、「白」「黒」「青」が挙げられます。これらの色は色素の結合力が強く、紫外線や化学変化に対して比較的耐性があります。まず、「白」は無機顔料の酸化チタンが主な顔料として使用され、色素の結合を切断しにくい特性を持ちます。

しかし、汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。とくに外壁の白色は汚れが目立ちやすいため、明るい色を好む場合は「ベージュ」や「グレー」などの中間色を選ぶことがおすすめです。これにより、色褪せにくさと汚れが目立ちにくさを両立させることができます。

次に、「黒」はカーボンブラックが主な顔料として使用され、非常に強固な炭素結合を持ち、光に分解されない特性を持っているため色褪せしにくいです。しかし、白同様に汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。

とくに艶有りの場合は、艶がなくなると一気に色褪せたように見えることもあります。そして、「青」は近年のIT企業のコーポレートカラーとして多用されています。この色は元素同士の結合が耐光性に優れており、色褪せしにくい特性を持っています。

また、青色は知的なイメージを持つだけでなく、永遠の知の象徴としても捉えられることがあります。色褪せが目立ちにくい色を選ぶ際には、顔料だけでなく、塗膜(アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素など)も考慮に入れる必要があります。

適切な塗膜を選ぶことで、色褪せに対する保護性が向上し、外壁の美観や耐久性を確保することができます。これらのポイントを踏まえて、建物の外観を長期間美しく保つために適切な色を選択しましょう。

まとめ

外壁の色褪せは、気候や紫外線、化学変化などが影響します。とくに、紫外線と化学変化が主な要因であり、その対策として適切な塗装や定期的なメンテナンスが不可欠です。色褪せが目立つ色は赤や黄色、紫などであり、これらの色は紫外線吸収や化学変化により早く色褪せます。一方で、色褪せが目立ちにくい色は白、黒、青などで、これらの色は色素の結合力が強く、紫外線や化学変化に比較的耐性があります。適切な塗膜を選ぶことで、色褪せに対する保護性を向上させることができます。建物の美観や耐久性を考慮し、外壁の色選びに慎重に取り組むことが重要です。

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