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快適な居住環境を保つための重要な考慮事項!外壁塗装における臭い対策のポイント

公開日:2023/11/15  

ポイント

外壁塗装工事を依頼する際、多くの人が見落としがちであるのが臭い問題です。外壁の塗り直しは頻繁に行うものではないため、強いシンナー臭がすることを知らなかったという人も少なくないでしょう。今回は外壁塗装の臭い対策について、工事中と工事前に分けて解説します。外壁塗装工事を控えている人はぜひ参考にしてください。

外壁塗装工事中にできる臭い対策

外壁塗装工事中は、塗料から発生する臭いに悩む人も少なくありません。臭いの強さは塗料の種類によっても異なりますが、シンナーの刺激臭で気分が悪くなってしまう人もいるほどです。ここでは、外壁塗装工事が行われているときに、取り入れられる臭い対策について解説します。

臭い対策マスクを着用する

臭い対策専用のマスクは、ドラッグストアやホームセンターで購入可能です。

キーメイトマスクや防毒マスクのような本格的な商品もありますが、通常の不織布マスクと同じ感覚で使用できる活性炭マスクがおすすめです。価格も安いものであれば、1,000円程度と手頃であり、気軽に試せるのがうれしいポイントです。

専用スプレーで消臭する

外壁塗装中の臭いは有機溶剤が原因です。家庭で普段使いされている消臭スプレーでは十分な効果を得られないため、有機溶剤の専用スプレーで消臭しましょう。

有機溶剤に有効なスプレーには、プラモデルの塗装時に使われることが多い比較的安価ならスプレーから、工事や自動車ディーラーなどで使われる業務用のスプレーまで、さまざまな種類があります。

強い消臭効果が期待できる業務用スプレーであっても、金額は4,000〜5,000円程度であるため、臭いを確実に抑えたい場合は購入を検討してみてください。

サーキュレーターを使用して換気する

塗料のシンナー臭が部屋に充満している場合、サーキュレーターを使用して換気するのも有効です。このとき、単に窓を開けてサーキュレーターを使用するだけでなく、換気方法のひとつである「ベーキングアウト」を取り入れるのがおすすめです。

ベーキングアウトとは、部屋の温度を上げてから、サーキュレーターや扇風機で換気する方法を指します。まずは換気したい部屋の窓を閉め切り、暖房をかけて部屋の温度を上げておきます。室温が上がったらサーキュレーターを窓の方向へ向けて作動させ、暖房を切りましょう。

最後に窓を開けたら、安全のため部屋から出て換気完了を待ちます。外壁塗装の嫌な臭いは空気より重い成分が原因となっているため、ベーキングアウトによりスムーズに外に逃すことが可能です。

一時的に生活拠点を移す

シンナー臭が強く気分が悪くなる場合や、小さな子ども・赤ちゃんがいる家庭であれば、一時的に生活拠点を移すのもひとつの手です。外壁塗装が終わるまでは実家に移ったり、ウィークリーマンション・マンスリーマンションなどを利用したりするのがよいでしょう。

外壁塗装工事前にできる臭い対策

ここまで外壁塗装工事中の臭い対策について解説しましたが、これから外壁塗装工事を依頼する場合、工事開始前の工夫で臭いを軽減することが可能です。以下では、外壁塗装の工事開始前にできる臭い対策について紹介します。

臭いが少ない塗料を選択する

外壁塗装のシンナー臭は、塗料の種類によっても強さが異なります。臭いのもととなる成分はVOCと呼ばれるものであり、油性塗料に多く含まれているのが特徴です。水性塗料であればVOCの含有量が非常に少ないため、臭いを抑えたい場合は水性塗料を選択しましょう。

外壁以外の場所もまとめて依頼する

外壁塗装に要する期間は約10日ほどですが、工事期間を短縮することは難しいのが現実です。

しかし、いずれ屋根などの外壁以外の部分についても塗装工事を検討しているのであれば、まとめて依頼することで全体の工事期間を短くすることは可能です。

直接的に外壁塗装の臭いを軽減することにはつながらないものの、トータルで見れば臭いに悩まされる期間を短くできるでしょう。

外壁塗装の臭いが人体に与える影響

有機溶剤のシンナー臭を吸い込み続けると、頭痛・嘔吐や粘膜異常などの症状が現れるケースもあります。

しかし、人体に影響を及ぼすのは、塗料のすぐ近くで長時間臭いの成分を吸い込み続けた場合などが多く、通常通り自宅で過ごしている分には、とくに問題ないケースがほとんどです。万が一不調を感じたら、早めに病院へ行きましょう。

また、赤ちゃんや小さな子どもは、大人よりも臭いの影響を受けやすく、実際に、シンナー臭による嘔吐などの症状が確認された事例もあります安全性の高い塗料を選択する、注意深く様子を確認するなど、より臭い対策への意識を強めておくのがよいでしょう。

まとめ

今回は外壁塗装工事中の臭いについて、具体的な臭い対策や健康被害などを詳しく解説しました。外壁塗装工事中にシンナー臭が気になる場合、臭い対策マスクの着用や専用スプレーの使用、サーキュレーターを使った換気などが有効です。また、これから外壁塗装を依頼するのであれば、臭い成分が少ない水性塗料を選択することで嫌な臭いを軽減することが可能です。赤ちゃんや小さな子ども、ペットと暮らす家庭では特に臭い対策を意識して、中毒症状が出ないよう注意深く様子を見ていてください。外壁塗装工事を検討している人は、今回の記事をぜひ参考にしてください。

 

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